アミノ酸のその他の効果

アミノ酸の主な効果として、筋肉増強・疲労回復・ダイエット・免疫力の向上...と紹介してきましたが、無論アミノ酸の効能はこれだけに留まりません。
そもそも人体にとって欠かせない栄養素の一つで、積極的に摂ることでさまざまな効果があります。

 

これまでに紹介した効果以外には、次のような効果があります。

 

<リラックス・快眠>
アミノ酸は種類によっては脳に働きかけて興奮状態にするものもありますが、「グリシン」や「トリプトファン」といった種類はリラックス作用があります。
これらのアミノ酸を寝る前に摂っておくと脳がリラックスできて寝付きがよくなったり、また寝ている間に成長ホルモンが分泌されることでリラックス状態になって良質な睡眠をとれます。
グリシンは1日3,000mg、トリプトファンは1日200mgが目安となっています。寝る前に固形物を摂ると消化活動が行われてしまうので、サプリメントを利用してください。
また、上記の摂取目安は1日のですから、1度に摂らなくても構いません。

 

<肝機能の改善>
お酒を飲む人はとくに肝臓が疲れてしまいます。
肝機能が低下すると、アルコールの分解も行われなくなってしまいます。
こんなときに「オルニチン」というアミノ酸を補給すると、アンモニアの解毒やアルコールの代謝を助けてくれるため、肝臓の負担を減らすことができます。
オルニチンの摂取目安は1日400〜1,000mgで、食事から摂り過ぎることはほぼないため、サプリメントがおすすめです。

 

<胃腸を整える>
胃腸はデリケートな臓器で普段の食生活やストレスの影響で調子を崩しやすいものです。
「グルタミン」というアミノ酸を1日300〜1,000mgを目安に摂取していくことで胃腸をサポートできます。
ちなみにこのアミノ酸は胃潰瘍や胃炎といった胃の病気の治療薬にも使われています。

 

<キズやケガの治癒をよくする>
人の体は軽いキズやケガを負っても、自然治癒することがありますが、このとき細胞や組織が再生・増殖しています。
その際にタンパク質やコラーゲンが必要になるのですが、それらの成分を合成するためにはアミノ酸が欠かせません。
「アルギニン、グルタミン、ロイシン」などのアミノ酸が有効です。

 

<美肌>
女性必見の効果です!
美しい肌は潤いがあるものですが、皮膚の保湿成分の天然保湿因子・NMFが減少したとき水分量も減ります。
つまり、いかに天然保湿因子の現象を防ぐかがポイントになるのですが、その天然保湿因子の約40%はアミノ酸で構成されていることから、アミノ酸の補給は本来の美しい肌を維持するために欠かせないとされています。
種類でみてみると、「セリン、プロリン、アラニン、オルニチン、アルギニン」などが有効です。
摂取目安はそれぞれ、セリン:100〜300mg、プロリン:1,000〜3,000mg、アラニン:1,000〜2,000mg、オルニチン:400〜1,000mg、アルギニン:2,000〜4,000mgとなっています。

 

まとめると、アミノ酸はバランスよく摂りいれていくことで、さまざまな効果に期待できます。